泣き
執筆者: 一般ユーザー さん
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 黄昏泣き

赤ちゃんは生まれた瞬間から、誰に教わるでもなく「泣く」ということを身につけています。お腹が空いたり、オムツが気持ち悪かったりと、言葉の代わりに泣くことで周囲に訴えかけています。しかし、夕方になると、授乳後でお腹が空いている訳でも、オムツが汚れている訳でもないのに泣きぐずることがあります。

黄昏泣きとは

おっぱいをあげて満腹状態でも、オムツを交換しても、抱っこであやしても泣き止まない、夜泣きのような状態が続くことです。その名の通り、夕方に起こります。欧米では「コリック」と呼び、日本だけではなく、世界共通で赤ちゃんに起こるものです。早い赤ちゃんだと生後3週間から始まり、生後3か月をピークに、5ヶ月頃には消失することが多いようです。

原因

諸説ありますが、はっきりとした原因はわかっていません。

一説によると、自律神経の影響が考えられています。私たちの体には、心臓の動きや消化吸収など、生命を維持するための機能をコントロールしている自律神経があります。更に自律神経には2種類あり、日中、頭や身体が活動するときに働く交感神経と、夜間、頭や身体を休めるために働く副交感神経があります。この2つの自律神経の切り替えのタイミングが夕方で、赤ちゃんはこの切り替えがまだ上手くできないために、夕暮れになると泣くという説もあります。

他には、お腹の不調というのが挙げられます。腸にガスが溜まっていたり、消化不良によるものではないかとされています。また、脳もまだまだ発達段階のため、不快な気分がなかなか切り替えられず、泣き続けるということもあるようです。

対処の仕方

散歩に出たり、音楽をかけてあげたり、マッサージをしてあげるなど、気分が切り替わるような環境作りをしてあげましょう。どうしても泣き止まないときには、少しそのまま見守ってあげるのも良いでしょう。

何が何でも泣き止ませようとして、お母さんやお父さんのストレスになってしまっては、赤ちゃんにもピリピリした空気が伝わってしまいます。大きな心で赤ちゃんの泣きと向き合いましょう。

参考

世界中の赤ちゃんが夕暮れに号泣!コリックの謎と対策 [乳児育児] All About

どうすればいいの?!止まない「黄昏泣き」の意外な事実と対処法ーIt Mama

2016/08/16 更新

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